夕日

父親ほど歳上の人に恋をした頃。

夕日が綺麗だと現地の人に聞いた、ある海岸を二人で歩いていたとき、「君は、若いし、真っ直ぐ過ぎる。良くもあり、悪くもありだけど、それが君らしさだね。」と、クジラの尾のペンダントをつけてくれた。

私の想いに気づいて、ごめんなさいのプレゼントだったのだが、首につけてくれたあとの恥ずかしそうな横顔は、今も鮮明に覚えている。

今日はそのペンダントをつけている。

お元気ですか。

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