読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

大エルミタージュ美術館展から美人画3枚。

ここでは、美人画三枚を今年のカレンダーの写真と解説抜粋で紹介します。

まずは、ティツィアーノ展の感動を思い出させる≪羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像≫。

ティツィアーノの恋人を描いたとも言われるようですが、≪ウルビーノのヴィーナス≫(ウフィツィ美術館)のモデルに確かに顔立ちが似てます。

二枚目は、ヨルダーンスの≪クレオパトラの饗宴≫

(二枚目)からクレオパトラ

ルーベンスの弟子だったヨルダーンスは、「民衆的な泥臭さとエネルギー、顔に現れたキャラの濃さ」が持ち味だったようです。

三枚目は、今回、私が一番気に入った作品。

スルバランの≪聖母マリアの少女時代≫。

「スペイン絵画の横綱がベラスケスとすれば、

ムーリーリョとスルバランは大関といってよいが、いずれも宗教画家として活躍した。」

「刺繍の手を休め、天を仰いで祈るマリアの愛らしい姿は、(中略)背景には甘美でセンチメンタルなマリア像で一世を風靡したムーリーリョが同じセビリヤに登場してきたことが指摘されている。」